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『告白』に登場する母親たちを見て、どきりとする

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 Amazon Prime Video で無料配信している『告白』を観ました。

告白

告白

 

 

湊かなえさんのベストセラー小説を映画化した作品です。

「自分のクラスの生徒に娘を殺された」という中学校の女性教師の告白から始まり、各登場人物の視線で事件やその顛末が語られます。

 

もちろんフィクションですが、次々とやらかす中学生たちの幼い容姿とドラスティックな言動がうまく撮られていて、じきに中学生になるこどもを持つ一人の母親としてずっとハラハラしながら、最後まで観ました。

 

この作品には、3人の「母親」が登場します。(以下、大したネタバレはありません)

 

職員会議の日に遅くまで学校で働いていた間に娘を殺された主人公。

優秀な科学者の、少年A のお母さん。

ちょっと過保護な、少年B のお母さん。

 

働きながら子供を育てている女性として、この3人の行動や気持ちの描写が、所々で胸に突き刺さります。

(オウフ、私もこういうところあるかも)とどきりとしたり。

(わかるー、ママのその気持ちわかるよー)とエンパシー感じたり。

 

後悔のない子育てなんてあるのかどうか知りませんが、この母親3人をみていると、まだこちらを見てくれている間にこどもの話をたくさん聞いてあげたいと思いました。

 

ショッキングな内容の映画ではありますが、ちょっと心を揺さぶられたいとき、観てみてください。

 

なお、私は読んでいませんが、Wikipedia で見た限りでは、小説版の方が登場人物の描写が詳しいみたいです。ちなみに Wikipedia にはストーリーがまるまる載っているのでネタバレ注意です。

告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)

告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)

 

 

 

 

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