ITママの Run Run Sapix (そして中学へ)

2021年中学受験のサピックス梅ブロック男子を応援する母のブログ

響け!トランペット

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「ママ、ぼく学校の金管バンドに入りたい」

 と、ゆるふわボーイが申されました。
その手には、小学校の金管バンドメンバー募集のチラシ。目を細めて細かいところまで凝視すると、

 

練習は週3回

朝は7時35分に登校

朝は7時35分に登校

朝は7時35分に登校

 

えっ・・・無理くない?
だってきみ、朝起きるのが7時半のこともあるでしょ?
5年生になったら塾の勉強も増えるし最近は夜寝るのも11時だったりするし、だいいち、金管バンドって自分の好きな楽器にならないこともあるんだよね?
去年のメンバー募集のときには、そういうのが嫌だから金管バンドには入らないって、きみ言ってたでしょ。

私がそう言うと、ボーイは澄んだ瞳で
「それは去年のぼく。今年は入りたいんだ」
と、のたまわれます。

 

ボーイにはこれまでいくつか習い事をさせていましたが、楽器演奏系の経験はさせたことがありませんでした。また、習い事にしても塾にしても、ボーイの時間の使い方はだいたい私が決めてしまっていて、ボーイが自ら「これをやりたい」と言うのは(ゲーム以外では)初めてでした。

実際のところ、この学校の金管バンドはなかなか規律に厳しく、遅刻やサボりは基本、ゼロトレランス先生の叱咤で辞めていく子も何人か見てきました。十中八九、音をあげるだろうなぁと思いながらも、仮入部届けに親のハンコを圧します。

 

さて、件の金管バンドの仮入部開始日、ボーイは眠い目をこすりながらも6時50分に起きてきました。希望楽器のアンケートに打楽器と書いて、楽譜を入れるクリアフォルダと楽器を拭くためのタオルを手に、学校に向かいます。

その次の日も、ボーイはぼんやりしながらも 7時には起床し、練習に向かいました。

 

帰宅後、ボーイに「金管バンド、どう? 楽器は決まった?」と聞いてみたところ、ボーイはカラッとした表情で、

「ぼくはトランペットになったよ。本当は打楽器がよかったのだけど。でも、すごいんだよ。普通はバンド一年目の子は、小さいコルネットからなんだ。でもぼくは、最初からトランペット」

と、誇らしげに話してくれました。

「まぁ、コルネットの数が足りなかったからなんだけどね。打楽器は、誰でも練習していいみたいだから、たまに練習して、うまくなったら打楽器でも出させてもらえるんだって」

 

こういう何気ないことばに、こどもの成長を感じます。思い通りにならないことがあっても、自分の中で折り合いをつけて、新しい希望を抱えて進んでいくことができるようになったんだなと、ママの胸は熱くなります(´д`※)

5年生の塾は忙しいとはいえ、6年生に比べたらまだ多少余裕があります。小学校での良い思い出ができると良いので、1年間、できるだけ協力してあげたいものです。

 

・・・よろしい。
ならば 金管(トランペット)だ。

トランペットを!!
おとーさん、トランペットをボーイに貸して!!

 

数年前に夫がトランペット、私がアルトサックスを習い始め、納戸に防音措置を施した小さな練習部屋もあるので、トランペットかサックスなら家でも練習できそうです。

 

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リビングルームでは練習禁止

 

6年生になったら金管バンドを続けるのは無理かもしれないですが、楽器が気に入ってもらえたら、中学や高校でも音楽系の部活で続けてくれたらいいなと思います。そしてそのうち、家族3人でアンサンブルできたらと。

 

第二次家庭内ウィンドトリオ作戦 状況を開始せよ!
征くぞ 諸君!

 

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