ITママの Run Run Sapix (そして中学へ)

2021年中学受験のサピックス梅ブロック男子を応援する母のブログ

東京個別指導学院とプリバートを比べて悩む

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東京個別指導学院(以下TKG)で何度か個別指導を受けてみた感想のエントリーです。申し込み時の様子はこちらをご覧ください:

 

 

ちなみに私は、卵かけご飯は醤油派の者です。

TKG に申し込みした受講内容は週に2コマで国語と算数。普段は授業時間は午後のみなのですが、夏休み中は午前中から営業しており、こちらの都合に合わせて空いているコマをぽちぽち予約させていただいています。

ウェブでの予約システムというのが特にないようで、変更や追加の申し込みは直接教室に出向くか電話で予約する形となるのがちょっと面倒ですが、申し込み時の説明のとおり、授業開始1分前まではキャンセル(振替)が可能というのは、親にも子供にも、かなり精神的な負担が少ない良いシステムです。

うちはまだ振替をしたことはないのですが、私がボーイの送り迎えで教室を訪問している間に、「午前中の部活で熱中症の症状が出たので今日の授業を別の日に振り替えしたい」という中学生の話を聞きました。プリバートなどは体調不良による授業の振替は基本できないので(インフルエンザの場合のみ、診断書で振り替えできる)、子供にも親にも無理をさせないこの仕組みは良いなぁと思います。

 

子供が教室に着いたら、会員カードをピッとして入室登録し、個別指導のブースに向かいます。私はまだ設定していないのですが、これに連動して親に入室連絡のメールが行くようです。教室は広くて綺麗で、とても静かです。講師の先生も決まった制服を着ており、整然としています。授業は個別指導はよくある2対1のタイプで、左右に分割されている机の間に先生が座っている感じです。生徒 2人の机が完全に独立しているのは好印象でした。なお、TKG は小学生から高校生まで通っている塾なので、もう一人の生徒さんは中学生で英語を勉強している、なんていうこともありました。

帰りも受付にカードをピッと通し、先生が教室のドアか建物のエレベーターあたりまで送ってくださって、和やかに雑談などしながら子供を帰してくださいます。

指導内容は、特に TKG 固有の教材があるわけではなく、通っている集団塾のテキストを持ち込むか、予習シリーズや新演習などの大手塾のテキストを購入して使用するという形になるそうです。うちは今回、サピックスのテキストの家庭学習部分を使用する前提で指導をお願いしています。

 

今のところ、科目ごとの印象はこのような感じです:

 

算数:サピックス夏期講習の家庭学習課題のサマーサピックスを何冊か持ち込み、80分でできるところまでやってみてもらいました。何度か違う先生にあたりましたが、これまでに持ち込んだ単元はまだあまり難しい単元ではなかったせいか、割とサクサクと問題を解いていたようで、良くも悪くも講師の能力についての判断が難しい感じです。ただ、中学受験の算数はかなり特殊なものだと思うので、もし継続して受講するのであれば、メイン担当をお願いする講師の先生(たぶん大学生のアルバイト)が中学受験を経験しているかどうかはあらかじめ確認しないといけないと感じました。

 

国語:サピックスの夏期講習の家庭学習課題の、国語テキストの解き直しや国語の要の読解編を持ち込んでみました。ボーイの国語が壊滅的なせいもありますが、講師による当たり外れの激しい科目でした。ボーイに感想を聴くと、初回にあたった先生のときは「僕がずっと問題を解いてるだけであまり教え方も上手ではなかった」とのことで、ボーイのテキストの回答内容を見ても(何を指導したんだろ)と思うような内容でしたが、2回目の先生については「すごいわかりやすい。読解教室までしっかりできて、たくさんマルつけてもらった」と。3回目の先生もわかりやすかったとのことで、やっぱり個別指導は講師によってかなり違うんだなぁと実感。

 

 

この夏、同時進行でサピックスの個別指導プリバートにもスポットで申し込んで何度か個別指導を受けているのですが、一番大きく違いを感じたのは、プリバートはその日の成果を書面で残してくれるけど TKG は特にそういったレポートは提供されないこと。それなりに高いお金を払っているからには、スポンサーは何らかの成果物を期待してしまうものですが、TKGからは「今日はこんなことをやりましたよー、ボーイくんにはこういう課題がありますね」といった連絡がないのは残念です。小学生を主な対象としている塾ではないので、そういう細かい仕組みがないのかなと思います。

 

サピックスのプリバートの様子についてはこちらをご覧ください:

 

 

まだ8月中に数回分の授業がありますが、ここまでの TKG の全体的な印象としては、中学受験を目標として攻めの受講するにはちょっと不安要素が多いけど、集団塾での弱点のカバーや、静かな学習環境で勉強させるのであれば良い塾、というイメージです。うちのように「国語の偏差値が乱高下するのでまず読解や記述の基本のキから指導してほしい」ようなレベルであれば、子供と相性の良い先生と出会えればその先生に担当してもらって継続的に見てもらえるので良いと思います。また、教室によっても違うとは思いますが、営業時間内であれば自由に使用できる自習室も、綺麗で静かで涼しくて、集中して勉強する環境として好印象です。ビジネスライクでクールなあたりも、人それぞれの好みによるのでしょうが、私には合っていると感じました。

 

TKG のシステムでは、毎月15日くらいまでに連絡するとその月で受講終了することができます。うちは、もともと TKG の受講は一旦 8月までを区切りとして 9月以降については継続しない方針(退塾)で申し込みをしていますが、もう数回授業を受けてみて、わかりやすい国語の講師の方と授業時間が合えば、国語だけ継続してみても良いかもと思いはじめています。その際には、講師の先生たちの勤続年数とかも確認してみよう。

サピックスのカリキュラムを完全に把握しているプリバートも強い候補ではあるのですが、電車で通塾しないといけないため、1時間の授業のために往復1時間のオーバーヘッドを考慮しないといけないことが若干気にかかります。最寄駅の近くにある TKG であれば、家から10分で通えるので子供への負担が少ないのです。

 

継続申し込みについては 8月末までに結論を出せば良いということでしたので、もう少し考えてみたいと思ってます。

 

 

ちなみに、TKG とは対極にある、熱くてウェットな市進系の個別塾もちょこっと見学に行きましたので、そちらについても番外編として記事を書こうと思いますw

 

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