3泊4日のサマーキャンプから帰ってきたマリンボーイ、帰りの車の中で
「こども六法っていう本を買って」
と突然のたまいました。
サマーキャンプ中に皆でテレビを見ていたら「こども六法」が紹介されていて、すごく面白そうだったとのことです。
Amazon で見てみると、マーケットプレース以外ほぼ売り切れ状態(マーケットプレース業者が割高で出費している状態)でしたが、近所の本屋には普通に積んでありましたので、試しに買い与えてみました。ボーイが自分から「本読みたい」というのは珍しいことなので(*´Д`)
本の帯に「きみを強くする法律の本」と書かれています。
ボーイ曰く、「その本があれば、誰かにいじめられたときとかも、どういう法律で戦えるかがわかるんだって」
文章の音読など、普段ほとんどしないボーイが、なぜか自発的に音読を始めましたので隣で聞いていたのですが、子供が興味をもつような内容で可愛いイラストもついていて、とても面白いです。
たしかに、「死ねって人に簡単に言っちゃダメよ」っていうよりも、「死ねって言ってしまった相手が本当に死んじゃったら、刑法第202条 自殺関与および同意殺人っていう犯罪になって、6ヶ月以上7年以下の懲役か禁錮となるね」とわかっていた方が、なぜダメなのかが明確ですね。
タイトルには「六法」とありますが、この本の内容は「刑法」「刑事訴訟法」「少年法」「民法」「民事訴訟法」「日本国憲法」「いじめ防止対策推進法」という構成になっています。「商法」の代わりに、こどもに関連のある「少年法」「いじめ防止対策推進法」を掲載してあるとのことです。
刑法231条「侮辱」あたりは、大人であっても気をつけたいところです(;´Д`)
今年は、天皇陛下の退位・即位といったビッグイベントの年なので、中学受験的には日本国憲法も見直しておきたい。
ゆるふわボーイはすっかり理系だと思い込んでいましたが、こういう本にも割と興味を持って読んでいるのを見ると、(法学部もアリなのかな)とか思ってしまいますね。
子供にもわかりやすいように書かれていますが、大人が読んでも十分面白いので、おすすめの一冊です。
定価は1200円のはずですが、Amazonでは業者が高値で出品していることがありますので、ご注意ください。
...冨樫先生かな?