サンフランシスコに出張中、観光の時間を取れない中でも何か「今のアメリカ」っぽいことしたいな〜と思って向かったのが Amazon Go。名前の通り、みんなが大好きなアマゾンが経営するコンビニエンスストアです。
普通のコンビニとどう違うかというと、まず、入り口にゲートがあります。*1
ここに、あらかじめインストールしてユーザ登録しておいたAmazon.com: : Amazon Go アプリの QR コードをかざして入場して・・・
好きな食べ物や飲み物やグッズを手に取り、
そのままゲートを通って店を出て良いのです。
レジで立ち止まる必要なし。
店内に設置された各種センサーが、誰がどの商品を持っていったかをトラッキングしており、お店から出ると自動的にその商品の購入が確定してクレジットカードで決済されるという仕組みだそうです。
仕組みを理解していても、棚の商品をぽいぽいバッグに入れてそのまま店を出るなんて、それまで慣れ親しんできた社会ルールではNGな行動だから、なんだかハラハラします。ほんとにいいの?このまま店でたら、後ろから店員追ってこない?? とか、無駄に心配します。
店から出たら出たで、(さっき、ナチョスをちょっと素早く取りすぎたかもしれない、あれじゃあセンサーに検出されていかも・・・)とか心配したりもしましたが、普通に検出されていてちゃんと請求されていました(*´Д`)
宅配便から公共サービスまで提供している日本のコンビニではこういった仕組みは難しいかもしれませんが、日々おにぎりやコーヒーを買いに立ち寄るオフィス街のコンビニも、これくらいのスピード感だといいのに。
私たちの子供が社会人になる頃には、コンビニのレジ打ちの仕事はなくなっていて、商品の管理をする仕事と、サービス系の窓口の仕事だけに変わっているかもしれないなぁとか考えます。よく、AIに仕事を取られるとか、今ある仕事が自動化やロボットに取って代わられるとか言われますが、単純作業や手足を使った労働が減る分、そういった知識や技術を整理・整備する仕事は増えるし、技術はより複雑になって分業化されて、常に人出は足りなさそうに思います。
ゲーム以外のなんに興味があるのか、勉強する気があるのかないのか曖昧なボーイは、将来どんな仕事につくのかな(;´Д`) たかだか十数年先だとすると、デスクワーク系の仕事であれば、まだパワポやエクセルからは逃れられていないんだろうなぁ。
よく考え、良い流れに乗れたら良いです。
↓色々と思うところはあるけどこの本は割と好き
【2019年ビジネス書大賞 大賞】AI vs. 教科書が読めない子どもたち
- 作者: 新井紀子
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2018/02/02
- メディア: 単行本
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*1:写真では無人に見えますが、実はゲートの前に二人ほど店員さんがいて、迷い込んだ人への利用方法の説明や、万引き防止の見張りをしていました