「二月の勝者」6巻で、受験ブロガーさんがご紹介している怪しいドリルや問題集に飛びつくな的なネタがありましたが、そうは言っても集団塾の提供するテキストが自分の子供にジャストフィットであるとは思えないのですよね。
二月の勝者の島津くんとは違い、サピックス下位クラス男子というのは、国語算数理科社会のどれかの基礎が完全に抜け落ちていることがあり、サピの高度なテキストだけではカバーできない基本をドリルか何かでカバーしたいと親としては考えるものです。特に 5年生にもなると、サピのテキストでは基礎的なことは全くカバーされないので、友人・知人・ブログ情報をもとに、市販のドリルに手を出しています。
ということで、
下位ブロガー(私)が使っている信頼と実績のドリルの紹介をします(*´Д`)
学年別100マス(小学5年生)
その日の学習の一番最初にやっています。学習目的というよりも、その日の家庭学習を始めるにあたって、とりあえず机に向かって勉強の姿勢をとらせるための導入のポジションです。以前は点描写のドリルをやっていたのですが、点描写が終わったところで、100ます計算に替えてみました。2分やそこらで終わるので、ボーイもあまりためらいなく手をつけてくれますし、正答率を見るとその日の集中力やコンディションがわかりやすいという利点があります。ワーミングアップ目的なので、わざわざ難しい計算をする必要はなく、年齢相応の5年生のものから始めました。
100マスの内容は、足し算、引き算、掛け算、割り算のいずれか。1日1枚やって、ちょうど先日、1冊終わったところです。この効果かどうかはわかりませんが、これまでは単純な計算ミスでぼろぼろと算数の点を落としていたところを、前回の首都圏模試では、凡ミスをせずに高偏差値を引き出したため、次は 6年生の100マスで続けさせてみようかなと思ってます。
基礎ドリ(国語と社会)
中学受験基礎ドリ国語 [慣用表現・ことば] (徹底反復が合格へのスタート!)
- 作者: 竹中秀幸
- 出版社/メーカー: 文英堂
- 発売日: 2009/11/01
- メディア: 単行本
- クリック: 1回
- この商品を含むブログを見る
国語と社会が壊滅的にダメなんですと、個別の先生に泣きついたときに教えていただいたドリルです。
サピックスの国語や社会のテキストはそもそも高度な内容なので、もっとびっくりするくらい簡単なドリルからやってもいいんじゃないかということで、こちらを紹介してもらいました。標準的なサピックス生には全く向かないと思います(;´Д`)
このシリーズは、1つの単元が4ページに分かれていて、4回の反復練習で内容を覚えられるようになっています。
- 1回目:最初はなぞるだけでラクチン
- 2回目:ます目に書き込む(わからなかったら前のページを見ながら)
- 3回目:見ないで書くことを目指す
- 4回目:入試問題が出てくる
1日1ページずつ学習。社会は、デイリーステップと基礎ドリを交互にやらせています。1ページに10分もかからないので、手をつけやすいようです。社会(歴史)の調子がよかったので、国語(慣用表現、言葉)も買ってみました。どのドリルも、回答冊子に問題のコピーが掲載されており、それを拡大コピーすることで苦手な単元のページを何度でも反復練習できるのも良いです。
難点は、出版日が2009年と古いため、社会などは内容が変わっている可能性があることと、入手困難なドリルがあることでしょうか。ボーイは地理が特に苦手なため、本当は地理編も欲しいのですが、値段が高騰していて入手できませんでした。
なお、期待して購入したけどうちの子には合わなかったドリルもあります。
合わなかったドリル:出口汪の新日本語トレーニング
出口汪の新日本語トレーニング 基礎国語力編: 基礎国語力編・上
- 作者: 出口汪
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2007/02/27
- メディア: 単行本
- 購入: 4人 クリック: 25回
- この商品を含むブログ (4件) を見る
Amazon などでの評価はすごく良いのですが、残念ながらボーイには合いませんでした。問題と問題の間にキャラクターの対話があるのですが、小さい文字の羅列なので、それを読むのが面倒なようでした。
文章を読むことが苦痛にばかりなってしまっては惜しいので、このドリルは途中でやめました。
なんだかんだで、新しいドリルを買うのはわくわくしますので、ブロガーの皆様の使っているドリルもどんどん紹介してもらえたらいいなぁと思います。