忙しいときに限って、Apple Watch が壊れるという。
パカーン
2015年4月に発売と同時に予約購入した Apple Watch でしたが、2015年8月に電池の裏蓋が開いて交換。2017年8月に液晶が開いて交換。どうも、電池が膨らむのが原因のように見えます。そして先月、またもや液晶が開いてしまい、修理したいけど、もうサポート期間も切れていて問い合わせができなかったため、これにて End of Lifecycle です。初代 Apple Watch は2年サイクルで使えなくなるという知見を得ました。グッバイ、初代 Apple Watch。
で、新しいのに買い換えようと思ったのですが、最新モデルを買おうとすると5万円くらいかかります。5年前だったら喜び勇んで最新モデルを買っちゃったかもしれませんが、最近は、もちもちボーイの塾や個別指導でお金がかかるので、自分のことはなるべく節約するのだと心に決めているのです。
Apple Watch は、iPhone を手元においてなくても電話の着信や LINEの通知で手首をトントンしてくれるので、とても重宝していましたが、それ以外の機能は実はあまり使っていませんでした。ということは、Apple Watch じゃなくてもよくない? ということで、大連出張に行ったときに買ってきたこちらを思い出しました。
Mi Band 4 (NFC モデル)
出張のお土産として夫にプレゼントした bluetooth 接続のスマートバンドです。最近あまりつけていないようだったので、私が使わせてもらうことにしました。以下、Mi Band を 2週間ほど使用したところでの、Apple Watch との比較です。
Apple Watch はこんな感じ
- Apple社が作っている腕時計(スマートウォッチというのかな)
- iPhone でしか使えない。その分、iPhone との相性は抜群に良い
- 専用の充電器を使う(付属品)。充電の際にバンド部分を外す必要はない。
- アラームや着信、LINEの通知などが、ウォッチを身につけているときだけ、いい感じで振動で伝わる。この時、iPhone 本体の方は(通知画面は表示されるが)振動や通知音の再生はされないので、会議などで静かにしたい場所ではとても重宝する
- 一応、電話の着信に対して通話もできる。けど、腕時計に向かって話してるのって、なんか恥ずかしい(´д`※)
- モデルにもよるけど、全体的に大きくて厚くて重い
- ウォッチ本体が手首に触れている状態でないと「身につけている」と認識されず、各種機能がロックされてしまうので、使用中はベルトやバンドを手首にぴったり巻く必要がある。これは若干窮屈で、寝ている間にもつけるには不都合。また、体調が悪いときに、手首がかぶれたりしたこともあった。
- そもそも、電池の持ちがよくないので、毎日夜間は充電するしかない。充電は同梱のワイヤレス充電ケーブルで行う。毎日充電する必要があるというのは、旅行や出張では不便。
- お値段高め。古いモデルだと2万円ちょっと、最新モデルだと5万円くらい。
- バンドの選択肢がたくさんある。Apple 純正品以外にも安くてかわいいものや、エルメスやコーチなどのブランドのバンドも。
- Watch という専用 iPhone アプリで、文字盤の設定など細かく行える。iPhone のフォトの「お気に入り」のアルバムから、毎回違う画像を表示してくれる設定が好きだった。
- 色々なiPhoneアプリが watch での表示や機能に対応している(けど画面が小さいし両手使わないといけないので意外と不便)
- モデルによってはSuicaなども使える(けど、左手に時計巻いていると、改札入るときとかは不便)
- 防水仕様と謳っているけど、何度もパカーンと開いて壊れるのを見ているので、怖くて水にはつけられない。
- 心拍数が上がると軽く振動して「深呼吸しましょう」とか言い出す。余計なお世話。(でも深呼吸しちゃうw)
Mi Band 4 はこんな感じ
- 中国の シャオミ (Xiaomi) という会社が作っているスマートウォッチ(スマートバンド)
- Mi Fit という専用アプリで iPhone/Android スマホと連携させる(最初なかなか認識しなくて手間取った)
- 専用の充電器を使う(付属品)。充電の際にはバンド部分を取り外す必要がある。
- スマホの通知(LINEとか電話着信とか)を振動で知らせてくれる他、バンドで独立した心拍計、万歩計、アラームなどの機能がある。
- ただし、スマホの通知が正常に届かない場合もある。 また、バンドの方だけではなく、iPhone の方にも普通に通知の音声・振動が再生される。
- 特に健康に関する機能が多くて、歩数計のほかにウォーキング・ジョギング・自転車・睡眠などの記録が取れる
- 私は中国で NFC モデルを買ってしまったけど、現状日本で使えるサービスがない
- 私が買ったモデルは画面表示も中国語で、よくわからないメニューとかがあるw
- 本体部分はもったりして厚いけど、全体的に小さくて軽い。
- どうやら装着の検出はしていないらしく、手首に巻いてなくてもアラームなどで振動する。
- 1回の充電で1週間くらいもつ。旅行には便利。
- お値段はモデルによって 3000−5000円くらい。デフォは黒いシリコンぽいバンド。
- 市販のバンドはスポーティなタイプが多いが、割とおしゃれなものも2000円くらいで買える。
- アプリで通知の振動パターンを好きに作れたりもする。
- 2019年11月現在、70種類くらいの文字盤から選択できる。なかなかカッコいいものもあって、文字盤選ぶのが楽しい。
結局どっちも良い!
金銭的に余裕があれば、Apple Watch におしゃれなバンドをつけるのが良いなぁ(*´Д`) と思いつつも、Mi Band の軽さとバッテリーの持ちの良さは捨てがたい。Apple Watch はバッテリーのもちが本当に悪くて、まれに(アプリか何かが悪いんだと思うけど)半日ももたずに電池がなくなることもあったりして、遠出をするときなど、可用性に対する不安も多かったです。
Mi Band も Mi Band で、通知が突然来なくなったりすることがあって不安もありますが、逆にいうとそれくらいしか不満がないのでした。結局のところ、Apple Watch でアプリを動かしていたのは最初だけで、最終的には LINE の通知くらいにしか使わなかったので、私の使い方では Mi Band で十分なのかもしれません。
しばらく Mi Band を愛用していこうと思います。