ITママの Run Run Sapix (そして中学へ)

2021年中学受験のサピックス梅ブロック男子を応援する母のブログ

いざという時のICレコーダー

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以前、ボーイが同じクラスの男子とちょっとしたトラブルを起こし、相手側の激おこパパに、電話口で怒鳴られたことがありました。

学校から聞いたところによると、殴る蹴るの喧嘩をしたわけではなく、うちのイキリオタクボーイが相手との暴言の応酬の末、相手を泣かせてしまったとのことです。そこは心底申し訳なく思い、その電話口でもうちの子が相手を傷つけるような発言をしたことについてお詫び申し上げました。なお、喧嘩の経緯ではうちの子もそれなりのことを言われたわけですが、そこに関してはふれられませんでした(#^ω^)

そこはまぁ良いのですが、その電話で怒鳴る父親の後ろでは、その喧嘩からは数時間が経過しているにもかかわらず相手のお子さんが激しく泣いている声が聞こえたのと、電話の合間にも時折その父親がその子を怒鳴りつけたり、「俺はもし自分の子がそんな暴言を吐いていたら、ぶん殴るね」と吐き捨てていたことから、もしかしたらこれ、うちの子との喧嘩をきっかけにして、今まさにこの人が子供をぶん殴ったんじゃなかろうかという疑惑がありました。

そのパパさんとは面識はないですし、よそのご家庭の事情に口出しするのも躊躇されたので何の行動も起こしませんでしたが、(あの電話、録音できていたらよかった)という気持ちが残ったので、色々とリサーチをして、ボイスレコーダーを買いました

 

 

以来、学校関係やお友達トラブルで電話をかけたりかかってきたりした場合には、出来る限りボイスレコーダーで通話を録音し、会話の日時と概要をスマホのメモ帳にもざっと記録するようにしました。私はもともと記録魔で、子供に関するいろいろな出来事や写真を Evernote や iPhone のメモ帳に記録しているのですが、音声記録があると、正確な記録メモを残すのにかなり役立ちます。電話で会話していると、一瞬違和感を感じただけで聞き流してしまうようなことでも、もう一度その音声を聞き直すと、自分や相手の説明の矛盾に気付いたり、聞き逃してしまった個人名を再確認できたりします。

 

最近、トラブル時に備えて車にドライブレコーダーをつける人が増えてきましたが、面倒ごとに巻き込まれそうなときはICレコーダーがあると良いと思います。世間にはたくさんのレコーダーが売っていて、どれを買おうか色々と調べて時間を使いましたので、参考までに私が買った機種の紹介エントリーを書きます。普段、トラブルのないお子様でも、学校の保護者会や塾の説明会で必死にメモをとるようなケースで、活用できるかもしれません。

 

私が買った機種は、上にリンクを貼った、オリンパスの Voice Trek というものです。本体とテレフォンピックアップ(電話通話の録音用マイク)のセットで、半年ほど前に Amazon で 5200円ほどで購入しました。

使い方は簡単で、録音したいと思ったら、このスイッチをカチッというまで上にスライドするだけで、電源が入り、録音が始まります。とりあえず周囲の音声を録音したいだけであれば、これでOKです。録音を終了するときは、スイッチを戻します。

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ただ、これだけだと、本体が聞こえている音しか録音されないので、受話器や携帯電話を耳にあてて通話していると、自分の声しか録音できません。そこで使うのが、テレフォンピックアップ(通話録音用マイク)というやつです。

 

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これを、本体のマイク端子に刺しておきます。そして、電話を聞く方の耳にイヤフォン部分を入れて通話します。イヤフォンといっても、ここから何か聞こえてくるわけではなくて、単に矢印のところにマイクがついていて、受話器や携帯の電話音声を拾ってくれるんですね。これで、電話の音声も録音することができます。

 

電源は単4電池2本で動きます。

録音した音声はそのまま本体で聞くこともできますし、マイクロUSB のケーブルで PC と接続して、音声ファイルを保存することもできます。ファイル形式は wma で、iPhone や iPad だと直接聞くことができないのが残念ですが、私は dropbox に入れておいて、必要に応じて Safari で開いて聞いています。

数十時間分の音声を記録できるようですので、たまに不要なファイルを消したり PC に保存したりするだけで、割とほったらかしです。

録音モードも、会話や音楽などいくつか設定をすることも可能で、私も自分の楽器演奏を録音したことがありましたが、下手で悲しくてすぐに消しました(´・ω・`)

 

ICレコーダーの存在を見せびらかすのも何なので、たまたま家にあった、同じサイズのモバイルバッテリーのメッシュケースに入れてみました。

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ぱっと見、レコーダーだとはわからないので、携帯と一緒にバッグに入れて持ち歩いていても、違和感はありません。もちろん、袋から取り出すことなくスイッチオンできるので、いざというときは秒で録音開始できます。

 

・・・しかしまぁ、そんな緊迫した状況に陥ったことは未だなく、学校の保護者会の音声や、お友達トラブルでお詫びしたりされたりする電話を試しに録音してみた程度です。備えあれば憂いなしということで(´д`※)  

実際にレコーダーをバッグに潜めてみて思うのは、電話でも対面でも、きょうび誰がどういう記録を残しているかわからないなということです。常に自分の発言は記録されているという認識で、慎重に発言するように気をつけよう。

 

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