3月21日に実施予定だったサピックス新6年生の復習テストは、補講の兼ね合いでキャンセルとなり、各自が自宅に持ち帰って実施するという方針となっていました。
うちでは、問題を解いたらなるべく早く丸つけと解説を読みたかったので、今回はサピに提出はせず、解答公開後の日程で自宅実施するつもりだったのですが、先週末の春期講習が2日分休講となり不意に時間が空いてしまったので、試しに自宅で復習テストを実施してみました。
自宅でテストしても、(上下どちらにブレるにしても)普段通りの点数にはならないだろうなぁと思いながらも、土日それぞれで2科目ずつ、規定の時間通りに実施してみたところ、面白い発見がありました。
まず、ちゃんと集中してやっている!
普段の家庭学習の姿勢とは全然違う集中力で、問題に取り組んでいる様子が見えました。さすが受験生。
そして、意外と解くのが速いし、諦めるのも速い!!(;´Д`)
算数のテストなんて、制限時間より20分ほど早く終えて、「終わりました」って言い出したので答案を見てみたら、最後の方の大問の後半がいくつか空欄でした(;´Д`)
おい、お前と。
ちょっとまてと。
諦めるの早すぎだろ???と。
これがアルワンの子だったら、また話は別ですよ。20分早く終わったら「スゴいね」で終わりですよ。でも、大問1・2からポロポロ落とす系ボーイは、20分あったら大問の1と2の全部の問題をもう一度解き直すくらいしたら絶対点数上がると思うよ??
と伝え、規定の時間までテスト問題と向き合わせました。
こうして、一部時間の使い方に口だししてしまったところはありましたが、ほぼ規定通りにテストできたということで答案用紙をサピに提出しました。
いやはや、色々な学びがありました(;´Д`)
さて、件のサピの春期講習休講&補講ナシという決断ですが、私はサピの方針がブレたことに不安を感じました。
サピは一貫して対面授業の重要性を謳っていて、そこは親としても非常に同意するところです。だからこそ、月額2000円のスタディサプリの20倍以上のお金をサピックスにお支払いしているわけで。
直前の3月26日の時点では春期講習を予定どおり実施するという通知をわざわざしていたにも関わらず、突然手のひらクル~したのは、サピの「対面授業をやりたい」という強い信念を覆すほどセンシティブかつネガティブな反応をしたステークホルダーがいたということです。
都県から強い圧力でもあったのであれば他の塾も一斉休講となったことと予想しますが、今回はそうでもなかったので、サピは独自の判断で、急遽、授業を自粛したということになります。
こうなると、同じ判断でいつまた補講なしの休講となるか分かりません。塾でやるべき授業を親にディスパッチされてしまうと、特に共働きで日中の親塾が難しい家庭にとっては今後不利なことこの上ないわけです。
もうね、月曜の夜に春期講習3日分のテキストを一気に持ち帰られて、膨大な脳内TODOリストを書き出しながら絶望した母の気持ち分かります??
決断がとても難しい状況であることは理解しますが、私としては今回の補講なしの休講には大変がっかりしました。
ちなみに、補講動画はだいぶこなれてきて聞き取りやすかったり、ボーイの好きな先生が出演していたりして、楽しく受講できました(*´Д`)
こちらは、おやつにいただいた春仕様の銀座菊廼舎のふきよせ。おやつが美味しければだいたい機嫌は治ります。