ITママの Run Run Sapix (そして中学へ)

2021年中学受験のサピックス梅ブロック男子を応援する母のブログ

サピックスについてゆく? 緊急事態宣言中の、サピの対応を考える。

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とうとう日本では安倍首相による緊急事態宣言がされ、サピックスも4月中の授業を中止するという決定となりました。

 

6年生は 4/7 (火) にも授業が予定されていたはずなのですが、4/7時点ではマイページ上にはテキストの受け取りや動画の情報など、一切の連絡がありませんでした。夜になって、ようやく「授業の取りやめに伴う対応について」という文書が公開され、そこに書かれている「授業料について ... (略) ... 例外事項に該当するものとして規定の授業料をいただくことになります。あらかじめご了承ください」という文言に、ご了承できない保護者がざわつくという事態となっています。

 

災害や事故と違い、緊急事態宣言は前日から予定されていたことだし、3月に休講が続いたことからも4月の休講については十分に予測できる範囲の出来事でしたのに、オンライン対応等の準備もせずに「規定の授業料をいただくことになります」と言い放ったサピックスには、もはやまともな広報や法務がいないのではと心配になりました。

逆に、もしかしたらこの文書自体がまともな広報や法務による、国から補償金か何かを得るための準備の一つなのかもしれない、などと、裏を考えてしまったりもします。

いずれにせよ、「規定の授業料」がいくらなのかなどの具体的なことが全く書かれていませんでしたので、今は静観しておき、実際に実施されないGS特訓まで満額引き落としがされて私の被害者意識が暴走したら消費者庁に「いやや泣き寝入り!!」って電話してみようかと思います。

 

それはそれとして、サピックスの現時点での対応を考えます。サピックスは、以下の点で対応してくれるとのことです。

 

  • テキストは前倒しして郵便で郵送(準備ができ次第発送)
    → PDFでもらいたい人生だった。ひとまず 4/7 のテキストが届くのをお待ちしてます。

  • ポイント解説動画と学習アドバイスの配信(同じテキストナンバーの最後の授業日に合わせて配信予定、遅れることもあるかもとのこと)
    → 4月からは動画配信することはもう分かっていたのだから、今更「準備や撮影など配信までに相応の時間がかかります」っていう言い訳はどうなんだろうと思いましたが、きっとこれが現在のベストエフォートなのでしょう

  • 学習中の質問対応は、電話で受け付け(基本、折り返しの対応)
    → 電話じゃなくてせめて Zoom くらいやってみたらと思いますが、誰もが IT ママのように呼ばれて 10秒後にはディズニーワールドのバーチャル背景(雨の日と晴れの日バージョン有)ひっさげて会議参加できるわけではないので、これも仕方ありません。ただ、実際に電話をしている方のレポートだと、講師の先生がとても丁寧に対応してくださるとのことなので、どんどん質問してみると良いのかなと思いました。

  • 4月に予定されているテストは、校舎では行わない
    → 校舎では行わない、ということは、何らかの別の形で行うことを検討中のようです。マンスリーテストはともかくとして、サピックスオープンを申し込んだ方には返金はしませんよという話なのであれば、これもまたがっかりです。

 

 

この対応をふまえて、現時点で取り得るアクションを悶々と考えていました。

  • 転塾
    → 4年生以下だったら、一旦サピを辞めるという選択肢もあると思います。先日も書きましたが、どうも最近のサピは、教育に対する強い意思表示をしたと思えば即座に手のひらを返したりして、とにかく説明不足でブレが大きく、子供に対する思いやりがないように感じます。こういうのって、だいたい経営層のディシジョンやその伝え方が微妙なんですよね。サービス業は顧客からの信頼がとても大切だと思うのですが、その伝え方を軽視する経営だと、この先が思いやられます。実際にフロントに出ている講師の方々も、きっと悔しいと思いをしていると思います。
    高いサービスフィー=授業料を払っているのにこの対応では、うちが4年生だったらダメージの少ないうちに転塾していると思いました。でも、もう6年生だし、他の塾のテキストや授業やテストのやり方にボーイも私も慣れていけるとは思えないので、うちは転塾は選択肢から外します。

  • 退塾
    → もうサピックスは退塾して、個別指導・家庭教師・親塾等に全振りして受験勉強を続けるというアクションアイテムです。6年生で、相応な志望校があるのであれば、退塾は割とアリなのかも。請け負ってくれる先生がいるかどうかという問題と、先生が一人だとその先生がコロナで倒れたときにやっぱり「ギャッ」てなっちゃうリスクはあります。

  • 受験をやめる
    → たとえ緊急事態宣言が1ヶ月で終了しても、そのあと速かに授業再開されるかはわかりません。中国では年明けから数ヶ月間もこんな状況だったことを思うと、私たちも夏までこのままかもしれません。何なら1年以上続くかもしれません。その間に志望校の様子を見たら対応がグダグダで失望したとか、塾にダラダラとお金を払い続けるのが嫌になったとか、日本経済の衰退で収入までダウンしたりしたら、もう中学受験は断念するという選択肢も出てくると思います。

  • とりあえずGS特訓だけキャンセルする
    → 授業料はいただきますが授業はしませんのでご了承ください、と言われて黙っていられない。でもまだ転塾や退塾の決断はできない・・・という場合は、とりあえずゴールデンウィークのGS特訓だけキャンセルするのもアリかもしれません。

  • このまま様子を見る
    → 静かに様子を見て、テキストを受け取り、サピの指示通りの日々の家庭学習をさせて、粛々と再開を待つ姿勢です。いまのところ、うちはこの方向になる気がしています。在宅勤務ながら私の仕事が割と忙しく、転塾や退塾したら日中の子供の面倒を細かく見られないことも影響しています。

 

悩みの多い、今日この頃です。

消費者としては「授業料をいただくことになりますご了承を、じゃねーよ」と思いつつも、じゃぁ消費者庁に電話したりサピパパママで結託して集団訴訟を起こしてサピックスに返金を迫りたいのかというと、そういうことをしたいわけではないのです。講師の方に恨みがあるわけでも、サピを経営破綻させたいわけでも、騒ぎたいわけでもなく、ただただサピに最大限の企業努力を望み、受験生の勉強の場を作ってほしいだけなんですよね。

 

サピのみなさん、がんばって!

Zoom のバーチャル背景↓準備して待ってます!

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