昨日、サピックス6年生 5月マンスリーテスト(自宅受験)の速報が出ました。
結果は相変わらずの低空安定飛行です。ただ、普段のボーイの偏差値は「社会<国語<算数<理科」という感じに並ぶのですが、今回は珍しく算数でやらかして、「社会<算数<国語<理科」と、算数と国語が逆転しました。それでもトータルでは偏差値にほぼブレがない。すごいな。そろそろ上昇しても良いのよ??
今回も自宅受験なのでコース昇降はありませんが、もしコース昇降があったとしても、同じコースかブロックに残ったと思います。この辺がボーイのホームポジションということで、実力相応の志望校設定もしているので、もうコース移動については気にしなくてもいいのかも。
あとは、毎日を充実して過ごせるように工夫しながら、着々と積み重ねていくだけです。
日本ではコロナ感染拡大のファーストインパクトも落ち着き、それぞれが自己防衛をしながら経済活動を再開していくステージに入ってきましたが、アメリカ各地ではコロナと全然関係のない暴動が起きていて、ひどく不穏な感じです(;´Д`)
始まりは、ミネアポリスで白人の警察官が黒人の一般人を取り押さえて死亡させたことに対する抗議活動でした。アメリカではこう言った人種差別事件は炎上カロリーが非常に高く、声を上げるだけの平和な抗議活動は扇動者によりあっという間に暴動に変わり、警察官による厳しい取り締まりが動画で拡散されると、各地で興奮した暴徒と、それに便乗した貧困層が商店のガラスを割って略奪を始めるという流れ。最終的には軍が戦車を出してきて外出禁止になって鎮静化するのかなと思います。
1992年のロサンゼルスの暴動(ロドニーキング事件)のときも、そんな感じでした。当時、私はロサンゼルスの郊外に家族で住んでいましたが、暴動に巻き込まれることを恐れてしばらくの間は外出せず静かに過ごし、鎮静化してきた頃に戦車を見に恐る恐る車でダウンタウンに行った覚えがあります。
また30年前と同じ差別と暴力が繰り返されているのかと、この週末はニュース映像を色々見ていましたが、ABCやFox News などの報道では(とばっちりで催涙ガスを浴びていたせいか)レポーターまでもが興奮気味でした。こういう時はカナダやオーストラリアなどの、アメリカ政府に直接影響を受けないし無理な取材もしないニュースステーションの方が、冷静で客観的な報道をしてる気がします。
キャピタル・ウェイストランド ワシントンDCの様相
ロサンゼルスもやはり荒れておる
抗議活動の様子を見ると、マスクをしている人も結構いますが、密で、大声上げていて、完全に COVID-19 的にはダメなやつです(;´Д`) アメリカさん、まだ全然油断できる段階じゃないのに。
30年前と同じ暴動が再現されるのを目の当たりにして、この↓動画の会話が心に刺さります。アメリカでは何度も同じ暴力と暴動が繰り返されていて、何か良い方法を編み出さないと、また10年後に同じことをしてしまうんだろうな。
今SNSにアメリカでの黒人差別に関する多くの動画/写真が流れてる中で、自分が最も力強いと感じた、それぞれ世代の違う3人の黒人が話す2分弱の動画に日本語の字幕を付けました
— yösuke (@avril24th) 2020年6月1日
理不尽な社会に生きる彼らの発する言葉ひとつひとつの重みを、英語を日常で話さない日本人の方々にも是非知って欲しいです pic.twitter.com/aB9RdiTiPh