夏休みでもないのに、もうすぐ夏期講習ですね!
今年は、コロナによる1学期の休校を補うような形で、夏休みが短縮されてしまいました。
ボーイが住む自治体は、夏休みの日数が20日に満たないところです(ノД`) かなりの期間、学校の後に夏期講習に通う必要が生じます。
今年は夏休みの行動を親が適度に間引いてやらないといけないと思い、自分なりに選択肢を考えてみて、学校の担任の先生や副校長先生と相談してみました。
提案1:学校を早退する
給食費も払ってることだし、お昼過ぎまで学校にいって、適度な時間に帰宅して一休みしてから塾に行くのはどうかなと、まず思いました。しかし、先生に相談してみると、学校を早退するには、(予定早退だとしても)毎回親がお迎えに行かなければならないとのことでした。
今はコロナ対応で在宅勤務している身とは言え、フルタイム社畜の私はお昼休みの時間が決まっており、それは学校側が考える「この時間なら早退しても良いと考える時間」とは合いませんでした。早退案はうちは難しいかも。
提案2:学校をがっつり休む
細かい対応は自治体によって異なると思いますが、多くの自治体ではコロナ感染予防を目的として保護者が子供を登校させない判断をした場合、欠席日数としてカウントするのではなく、校長判断で出席停止扱いにすることが可能です。詳しくは、自治体が発行する「学校向け感染予防ガイドライン」などをググってみてください。
私も学校に電話をして、「真夏の炎天下の中、朝8時に家を出て蒸し暑い学校で過ごし、午後3時半に帰宅し、5分でおやつを食べて電車で塾に行って夜9時まで勉強をし、10時に晩ご飯食べて11時就寝でまた翌朝8時から登校してという生活になるため、疲労で体調崩しそうです。抵抗力が落ちたところで、学校と塾と電車という異なる環境をいったりきたりすることで、コロナに感染したり、学校でクラスタ感染を広げたりすることが不安です」という内容を何度か相談してみました。
すると、実際にそういった不安が生じるような状況であれば、コロナ予防の観点で出席停止扱いでお休みにしてかまわないと言っていただけましたので、夏期講習が始まったら、少し様子を見て場合によってはお休みさせてもらうかもと伝えました。内申書や調査書が必要な学校を受験する場合はこういった相談の相手や匙加減も難しそうで、本当に今年は大変な受験になるなと思います。
実際問題、自己都合で学習塾に通っている子供が、電車や塾で拾ってきたコロナウィルスでもって他の子供たちにとっての唯一の学習の機会かもしれない学校を休校にさせたりしちゃいかんと思うのですよね。
いっそ学校の方から「塾などに通っていて一定の学習を進めているお子さんは、夏の間は無理して学校来なくていいですよ(てか、来るな)」とか言ってくれたらいいのに。
提案3:きちんと授業を受けつつ、帰りの会をスキップする
これは先生からのご提案でした。学校から塾に行くのに休む時間がなくて大変そうであれば、6時間授業のあった日は授業後にすぐに帰宅しても大丈夫ですよ、と。授業後には、普段は帰りの会や掃除などがあるようですが、そういった雑務を回避させてもらえれば、確かに塾に行くまでに家で30分ほどは休めるし、軽食も食べられるかも。
エッッこの状況で子供たちに掃除させてるんですか? と言いたかったですがそこは「それならがんばれそうです(ボーイが)」と答えるにとどまりました。
私の意向は
母親としては、子供に無理はさせたくないし、なんか思ったよりも学校の先生方の緊張感が薄れてきているみたいなので、もう通常の夏休み通りのスケジュールでお休みさせたいと思っています。
ボーイに話を聞くと、もう学校の先生はフェイスシールドつけてないですし、子供たちは体育や家庭科や習字などのアクティビティが普通にあるみたいですし、言い争いもケンカの話も聞きますし、全体的にだいぶ緩んできている感じがあります。
学校でクラスターが発生した場合に「あそこのお子さん、電車で塾通ってるから怪しいんじゃ・・・」とか言って犯人扱いされても嫌です。
ボーイの意向は
さすがに 6年生にもなると、ご本人の合意なしに登校状況を決めることもできないと思い、素直にボーイに相談してみたところ、
ヒャッホウ!! 合法不登校や!!!!
と言うかと思いきや、
「あ、僕、学校行って帰りの会とかもちゃんと出るんで大丈夫です」
ですって。
真面目か?! なんでまた。
夫の意向は
対応に迷ったときは、とりあえず夫に相談です。
頭空っぽの方が夢詰め込めるボーイは HEAD-CHA-LA だと言っているけど、さすがに学校も塾もフル参加というのは難しいのでは??と相談してみると、
「本人が行きたいならいいんじゃない? 家にいたってずっと勉強してるわけじゃないし。疲れたら休ませれば」
と、冷静な意見。
というわけで、我が家はボーイが音を上げるまで学校と塾の夏期講習を両立させつつ、他の中学受験勢ががっつり休んでたり、体調的に疲れてきたなと感じたらコロナ不安を理由に休ませるという、高度の柔軟性を維持しつつ臨機応変に対応する作戦となりました。*1
家庭学習の時間も取れなさそうで不安はありますが、うちはそんなに無理な志望校は掲げていないはずだし、個別のてんていにもしっかり様子を見てもらってるし、目の前のやるべきことをしっかりやって体調を崩さずに乗り切れたら、この夏は上出来だと思うことにしました。
ほんともう、ママは日々心配なことばかりで、ねこちゃんだけが心の支えーー・・・
アッ!
*1:要するに行き当たりばったりということです