中学受験が終わり、ボーイは普通の小学生に戻りました。
放課後は校庭で遊び、帰宅したらゲームをして、学校の宿題をやって、アニメを見てご飯を食べて、寝る。あとは、週に1度、習い事に行くくらい。
そんな、のんびりした生活が返ってきました。
受験後の過ごし方は、進学先次第で大きく違う
SNSや自分の周りを見ていると、難関な進学校に合格した中学受験生たちは、2月のうちにもう大学受験を見据えた塾の見学に行っていたり、Z会に申し込んでいたり、先取り学習を始めています。2月の後半に行われる各学校の入学者説明会で宿題や課題をどっさり渡されて、さっそく取り組んでいる子も多いようです。
うちのボーイが入学予定の大学付属校は、特に入学前の宿題は出ませんでした。「英語は入学までにはこのレベルまでできるように」みたいな指示もなく、「入学後にレベル分けをして、英語ゼロからの子でもきちんと教えますから大丈夫ですよ」という感じです。カリキュラムも、公立の学校と変わらない進度でしっかり学ぶことができるので、うちののんびりボーイには合っていると思ってます。
せっかく(高額な)アカデミックな環境の恩恵を受けられるように、うちは当面は塾には通わず、学校の授業や部活に勤しんでもらおうと思ってます。通信教育系も今のところはやる予定はありません。進学校に進む周りの子を見ていると、英語とか数学とか、入学前からどんどん置いていかれるようでちょっと焦る気持ちもありますが、もともとうちは、地元の公立中学に行かせたくないということと、高校受験を回避したいという目的で中学受験を決めましたので、難関大学を目指さなくても良いのです。
これから志望校・併願校選びをする方は、選択した学校によって3月以降の過ごし方が全然変わってくると言うことをよく本人と話し合っておくと、「受験が終わったら遊んでいいって言ったのに、もう宿題とか塾とかってどう言うことなの?!」という言い争いは防げるかもしれません。
小学校での暮らし
今年の受験は中学によってコロナに対する反応が様々で、感染者との濃厚接触者になったら受験できない学校が複数ありました。ボーイの学校でも、別の学年でコロナ感染者が出て殺伐としていたので、小学校は1月から感染予防のための登校停止とさせてもらっていました。
入試明けの久しぶりの登校で、他のお友達には進学先は言わなくていいし、尋ねてもダメだよ、と言っておきましたが、同じサピの校舎に通うほかの受験生にはボーイの進学先がバレバレだったそうです。うちよりずっと上の松ブロックの子が、梅ブロックの共通の知り合いからうちの第一志望校を聞いていたそうで、「登校してきたボーイくん、機嫌が良さそうだったから、きっと第一志望合格したんだろうなって思った!」そうです。
こうして、コミュ力の高い子を通じて進学先がバレる子もいれば、塾に行ってる話すら聞いたことなかったのに実は受験していて素敵な学校に進学予定の子もいて、2月には色々な受験ドラマがあったのだと知りました。
そんな中で子供たちは、放課後に居残って卒業を祝う会に向けての演奏の練習をしたり、お休みしていた間の学力テストを受けたり、最後の小学生生活を楽しく過ごしていたようです。
卒業に向けて LINE のお友達登録も活発に行われているそうですが、ボーイは「めんどくさい」の一言で、それほど親しくない同級生のLINEトークを削除し、LINEグループにも入らなかったそうです。いさぎよいな(;´Д`)
中学校に向けて
制服や学用品が届き、入学書類も整いました。あとは、制服を素早く脱ぎ着する訓練をしたら、立派な中学生になれそうです。
ボーイがコツコツとした勉強に向いていないことは、ここ数年の受験勉強でよーくわかりましたので、私から勉強勉強言うのはやめにします。でも英語だけはやって欲しい。
勉強嫌いとはいえ、興味あることに対する記憶力は凄まじいし、計算の速さや物理的・論理的な事象への理解力など、理系方面への適性は結構あると思うので、本人が自ら楽しめる分野に出会い、自ら「こういう学部に行きたい」と言えるまでは、色々なものや視点に触れさせてあげたいと思ってます。
早速、ボーイを連れて、富士山のふもとっぱらとほったらかしキャンプ場でキャンプをしてきました。アウトドアブログになるかも。