「マイクラの mod とかいうヤツを使ってみたい」とボーイが言い出した四年生の始めの頃、マイクラと Forge を入れた古い macbook air を子供部屋にデプロイしました。
それから数ヶ月が経過し、学校でパソコンを使った授業をやったりローマ字にも慣れてきた頃を見計らって、
待ちに待ったタイピングの教育を始めてみました!
目標は、ゆっくりでも良いので、キーボードを見なくても正しい指で文字が打てるようになること。
今時のこどもは、スマホやタブレットやゲーム機などのデバイスを使用したタッチパネル操作には慣れていますが、キーボードを使ったパソコンの入力操作はやはりきちんと訓練しないと難しいものです。
今の大人の人は、大半は独自でタイピングを覚えてきたと思うのですが、ホームポジションに手を置いて指や手首に負担の少ない正しいタイピングができるようになることは、今後プログラミングをするにせよパワポでピッチを作るにせよ、長く役立つ大事な訓練のひとつだと思います。
タイピングの訓練なしだと単純に文章を打つのに10分かかるドキュメントがあるとして、この作業時間を7分に短縮できたら、3分休めますよね。I/Oのチューニングはパフォチューの基本だと思うのですが、IT業界の人でも、キーボード見ながら打っていたり、手の動きに無駄なオーバーヘッドがある人をみかけます。
近い将来、音声入力などがもっと高機能化したり、新たな入力インターフェースが登場するかもしれませんが、少なくともあと10年間くらいはキーボード入力は役立つだろうし、IT系の進路を選んだらもっと長年使えるヘイスト効果パッシブスキルになるはず。
ということで、今回うちのボーイのタイピング入門に購入したのはこちら:
「きっずタイピング」 - 学習ソフトのがくげい/小学生向けタイピングソフト
Windows, Mac のどちらもあります。上記はダウンロード版へのリンクですが、CDROMメディアのパッケージ版もあります。どちらも、価格帯は 2600円〜3000円くらい。
ウェブでお試しすることができますが、楽しげな音と絵で和みます。こどもにとってもやはり音が出るというのは重要なポイントらしく、音をミュートしているとわざわざミュートを切って練習開始しています。
ホームポジションに手を置くことから始まり、どの指でどのキーをおさえるといった基本からちゃんと指導してくれるので、親切で良いソフトだと思いました。各級には程よくチャレンジングなゲームも用意されており、ボーイも楽しそうに遊んでいます。
うちでは Mac版をダウンロード購入し、Macbook Air にインストールしました。1週間のうち何日か、家庭学習の合間に1日10分までを目安にタイピング練習させています。
大人がちゃんとタイピングをするのであれば、ペラッペラな MBA のキーボードではなく、メカニカルキーボードなどを使って気分良く練習した方が良いと思うのですが、小学生だとまだ手も小さいし、そんなに大量の文字を入力することもないので、本人が使い慣れた(そしてこれからも使うであろう)インターフェースで学ばせるのがいいかなと思っています。
そんなこんなで、タイピングの練習を始めて3週間。
ボーイは、まだゆっくりではありますが、ローマ字入力で少しずつ文字入力ができるようになってきました。タイピングソフトの検定試験になかなか合格できず悔しがっていますが、ゆっくり学んでと言っています。
学校でのパソコンを使った授業でも、いろいろな文字を入力したり印刷したりするにあたり「僕結構速く入力できたんだよ!」と得意そうでした。
最終的には、ボーイに Kinesis を与えるところまでが我が家のタイピング教育かなと思っています。