中学受験とは殆ど関係のないエントリーです。
iPad Pro用の Magic Keyboardを買いました。
普段ブログを書いたり中学受験データの整理をするのに11inch iPad Proを使用していて、これまでは英語配列の Smart Keyboard Folio というソフトな感触のキーボード兼カバーを使っていました。
最近になり、新しく Magic Keyboard なるものが発売されると聞いたときには、(高いし、Folio もあるし、iPad のしょぼい日本語入力機能でキーボードだけ改良されてもなぁ)なんて思っていたのですが、iPad OS 13 でライブ変換(日本語入力が自動で漢字変換されてゆく)がサポートされ、ハードウェアキーボードの設定ができると知り、世界が変わりました。
Capslock を ctrl にして、⌘ キーを地球儀キーにして、地球儀キーはエスケープキーにして(iPadはそれまでエスケープキー相当が存在していなかった)、と設定をしていくと、もうこれ MacBook じゃん!!Σ(゚Д゚)
これでキーボードが打ちやすくなったら最の高です。ただ、キーボード一つに3万円ってどうなのって思って躊躇していましたが、特別定額給付金がもらえることがわかり、エイヤと注文しちゃいました。
じゃん!
注文から数週間かかりましたが、到着しました。iPad Pro 11inch 用、Magic Keyboard 英語(US) 配列です。ちなみに、英語配列を選択したのは、普段英語キーボードを使っていて慣れているためです。見た感じだと、日本語キーボードの方がリターンキーが大きく、スペースキーが若干小さく、「英数」「かな」キーが付いているという違いがあります。でも、「英数」「かな」キーがなくても、iPad OS のキーボードの設定で ⌘キーを地球儀キーに置き換えれば日本語入力のトグルはできるので、特に困りません。
とりあえず1日使ってみたところで、これまで使っていた Smart Keyboard Folio と比較します。
Smart Keyboard Folio はこんな感じ
- お値段 18800円から
- iPadのカバーにソフトなキーボードが付属しているような感じ。
- ナイロンぽい素材。多少水こぼしても大丈夫そう。
- ヒンジなどは付いていないので、ぺらっと裏側まで折り曲げることができる。iPad を縦にして Apple Pen で入力するのにも便利。
- 画面の角度は2種類(割とこれで十分)
- Bluetoothとか何も設定しなくても、iPad置くだけで認識する
- 電池もiPadから供給されるので心配ない
- キータッチは、クリック感はあるものの、あまり快適とは言えない。でも、長い文章の作成でも十分に対応できる。
- トラックパッドなどのポインティングデバイスは付いていない
- 膝の上でも入力できるけど、ちょっと不安定な感じにはなる
- 機能の割には、軽い。カバー代わりにもなるし、持ち運ぶのには便利。
Magic Keyboard はこんな感じ
- お値段 31800円から(高い(高い))
- Bluetoothとか何も設定しなくても、iPad置くだけで認識する
- 電池もiPadから供給されるので心配ない
- ヒンジが付いていて、決まった角度までしか開かない。
- ただし、画面の角度はある程度調節できる
- MacBook をコンパクトにしたような、普通のキーボードが付いている。
- 水こぼしたら死にそう。
- キータッチ感は快適。音は少しぽちぽち言う。
- キーボードにはバックライトが付いている。
- 日本語入力だと割と使う「ー」キーが小さいのでたまにミスタイプする
- トラックパッドが付いている。
- トラックパッドは、サラサラしている。私はもう少し摩擦があるのが好みだけど、まぁ良い。
- ただし、トラックパッドはMacbookと比べると高さがあまりないので、Macbook使いにはちょっと違和感があるかも
- トラックパッドはデフォルトではナチュラルな方向のスクロールになっているけど、OSの設定で変更可能
- iPadでカーソルが出てくるの、不思議な感じ
- トラックパッドの各種設定:
- 折り曲がるところにヒンジが付いていて、そこにUSB Type C のポートがあり、iPadに給電できる
- 膝の上でも十分入力できる!
- これで勝つる!!
- ただ、ヒンジのある分、幅も大きくなる。
- あと、重い。気軽な持ち運びにはあまり向かないかも。iPad というより、MacBook Air持ち歩いてるみたいな重量感。
- Apple Pen との相性も悪くはないけど、iPad を縦向きにして講義のノートをとるような使いかたをする時には、キーボードから外してiPadだけにして持った方が楽。
- ブログ書いたりするのには、ちゃんとしたキーボードが付いているこっちの方が全然楽。
- 漫画読むのにも、タッチパッドでも操作できるのは楽。
左が Magic Keyboard。タッチパッドが付いている分、キーボード部分が若干奥に配置されている。膝の上に置いて入力するのに意外とこれが安定する。でも重い。
下が Magic Keyboard。ヒンジが付いている分、少し大きい。
Magic Keyboard がきたら Smart Keyboard Folio の方はメルカリで売っちゃおうかと思っていましたが、こんだけ重いと、ちょっとお出かけするのに持っていくのにも躊躇します。しばらくは、自宅での普段づかいは Magic Keyboard、出先に持っていく際には Smart Keyboard Folio という使い分けをしてみます。