とうとう、このときが来ました。
「サンタさんて、本当はお父さんとお母さんなんでしょ」
サピックスから帰ったあとの晩ご飯のテーブルで、突然ボーイにそう言われました。サピで何があった?!
実際のところ、べつだん塾で何かあったというわけではなく、「クリスマスの夜に、トナカイの引くソリで空を駆けて、世界中の子供にプレゼントを置いていくおじいさんなんて、普通に考えてありえないのでは」と、ここ数年は思ってはいたようです。まぁ、そうですよね。そして、改めて地球の円周などからサンタさんの飛行速度を計算してみると、「プレゼントを配れる速度ではない」という結論に至ったようです。
「いや、実はね、お父さんとお母さんは、本物のサンタさんから依頼されて、サンタさんの代理できみにプレゼントを・・・」
なんていうよくある言い訳をしてみたら、
「もうウソつかなくていいよ」
と大人な発言をいたしましたので、素直に認め、話し合いました(*´Д`)
本物のサンタさんは、フィンランドにしかいないこと。
でも、ボーイの喜ぶ顔が見たかったから、毎年サンタさんのふりをしてプレゼントを置いていたこと。
そして、サンタさんを楽しみにしている小さい子たちの夢を守るためにも、サンタさんの正体については絶対に外では言わないこと。
ボーイは去年から「僕もう10歳だし、サンタさんは小さい子に譲って、パパとママにプレゼントもらうことにする」と言ってサンタさんに手紙を書くことはやめていました。でも、こうしてハッキリとサンタさんの不存在を言い渡されると、「サンタさんきてた!!朝起きたら!自転車が!」ってもちもちほっぺをふくらませて興奮してたクリスマスの朝や、「黒い機関車をお願いしたのに、サンタさん、まちがってトーマスおいてったね。でも、トーマスもいっか」とアンニュイだったクリスマスのことを思い出して、ホロリとします(´Д⊂
今年のクリスマスは、ぼくらの七日間戦争の文庫シリーズが欲しいということだったので、どのシリーズなのかを確認して、買ってあげようと思っています。10冊以上あると言ってたから、このシリーズかな・・・一体何冊買わされるんだ・・・?
クリスマスまであと10日!