ITママの Run Run Sapix (そして中学へ)

2021年中学受験のサピックス梅ブロック男子を応援する母のブログ

東京カレンダー「御三家ウォーズ」を読んだ

にほんブログ村 にほんブログ村へ

東京カレンダーで「御三家ウォーズ」なる中学受験小説が連載されているのを、初めて知りました。

 

連載「御三家ウォーズ」の記事一覧[東京カレンダー]

御三家ウォーズ

御三家。
それは、首都圏中学受験界に燦然と輝く、究極の伝統エリート校を指す。
男子は開成・麻布・武蔵。女子は桜蔭・女子学院・雙葉。
5万人ともいわれる首都圏中学受験生の頂だ。
挑戦者を待ち受けるのは、「親の力が9割」とも言われるデス・ゲーム。
子どもの頭脳、父の経済力、そして母の究極の献身が求められるこの戦場に、決して安易に踏み込むなかれ。
運命の2月1日、「真の勝者」は誰だー。

 

以上、サイトより引用でした。ちょっと「二月の勝者」を意識したような紹介文ですね。内容は、息子を難関校に入れたい裕福な港区美人ママたちの中学受験並走物語です。

 

自分自身はあまり学歴は高くはない主人公、。麻布に行きたいと言い出した息子を有名塾(サピックスかな)に入れ、自分も一生懸命勉強し、並走してサポートをする。

彩のママ友で、同じく有名塾で麻布を目指す息子がいる瑠奈。個別指導や家庭教師に重課金するけれど、あとから入ってきた彩の息子に追い抜かれて心穏やかでない感じ。

「最低でも開成、最高でも開成」と、息子を幼いころから教育してきた高学歴ママの薫子。息子は最上位クラスに常駐している。

 

BMW に乗ってホテルのブランチで会合する港区専業主婦たちの話なので、私たちのような(今月は冬季講習代もかかるのか)とか(個別指導ってお金かかるなぁ)なんていう細々した悩みは全くなく、終始「お金はいくらでもいい。翔の勉強を見てやってください。あの子を何としても麻布に入れてやって」といったテンポでストーリーが進み、いっそ清々しいです。

東カレの連載小説にしてはレストランやカフェへのリンクが少ない気がしますが、誰の参考になるのかわからないような恋愛指南とか、上から目線の「あなたへの宿題」とかもないので、イライラせずに読めると思います。

 

現在、第10話まで掲載されていて、ストーリーは 6年生の冬に差し掛かっています。10話目は「数百万円で解決できるなら安いもの。課金ゲーム化した戦いで暴走する妻たち」といったキャッチーなタイトルになっていますが、劇中では暴走しているのは約一名だけですので落ち着いて。「重課金で200%に引き延ばされた実力で御三家に入学したあとはどうすんの?」みたいな問いも投げかけてきますが、中学受験当事者にとってはそんなの合格してから考えるからどうでもいいですね(´д`※)

 

3人の息子たちは誰がどこに受かるのか。展開が気になるので、最後まで連載を追いたいと思います(*´Д`)

 

にほんブログ村 受験ブログ 中学受験 2021年度(本人・親)へ
にほんブログ村