私立中学校選びをしていると「中学図鑑」というサイトを一度は訪れるのではないでしょうか。
「中学校名 制服」でググると、かなりの確率で中学図鑑さんの制服イラストが出てきますからね!(*´Д`)
中学校探しサイトとしては割と親しみやすい柔らかい印象で、学校検索も「SGH指定」「帰国生枠」「ICT教育」「学食」と言った興味深いフィルタ検索ができそうな雰囲気を醸し出しつつも・・・
データ側の整備が追いついていないのか、実際に検索を実行すると学食のある学校なんて関東地方にはねーよという結果となったりすることもある、やわらかサイトです。
そんな中学受験図鑑編集部さんが、最近、ブログを始められました。
「二月の勝者からみる」なんていうタイトルに惹かれて、まるみちゃんや島津パパみたいな、様々なご家庭の受験話かな(*´Д`)とアクセスしてみると、お腹にずっしりとくるリアルな課金の話で真顔になります。
例えば、
入塾を考えるとき、頭の中にあるのは入会金と月々の授業料だけですが、でも本当はどれだけ多くのお金を落とすことになるのか、総額がいくらになるのかはっきりと「お見積り」を出した方が良い位の大きな金額です。おそらく入塾した時の予算から0が一桁多くなるのではないでしょうか。
とのことですが、そうなんですよ。ほんと。
4年生とか5年生で入塾申し込みする時点では、6年生の1年間でいくらかかるかっていう話までは塾側はあえて出さないし、初中学受験ペアレンツはそこまで確認しないですからね。4年生の延長に5年生・6年生があると思っていると、6年生になってから、愕然。
そんな6年生の具体的な塾費用が、上記のブログで「二月の勝者」の校舎も例に挙げつつきれいにまとまっているので、6年生の課金をまだ経験していない皆様方は、恐る恐るご覧になってみてください。
これまできちんと計算しないようにしてきた教育費が目に突き刺さってアイタタタ(´Д⊂
実はこの表の直下くらいに、本ブログの切実な嘆きが引用がされていて、さらになんと、記事の一番下の「課金ゲー」の参考になるブログランキングに、本ブログが一位ランキングしていました!!
光栄なことです(*´Д`)
本ブログは、サードミレニアム初期の日本の首都圏に存在した中学受験という特異な競争についての一連の資料を後世に残すことを目的としていますので、サピオ1回目から見事撃沈しようと、志望校を男子校で固めて過去問も進めてきたのに突然「やっぱ共学がいいかも」と盤面をひっくり返されようと、この課金ゲーの最後まで、記録を残していきたいと思います。
大逆転も下克上もジャイアントキリングも狙っていない、ただのボーイの平凡な受験ですが、残り 120日弱、結果を楽しみにお読みいただけたら幸いです。
なお、中学図鑑さんのこちらのプレスリリース↓では、中学受験にかかるお金がさらに真面目にレポートされていて、「合格までの中学受験生の年間スケジュール」や「入試時期に必要な受験費用が約100万円」「中学受験に必要な準備費用の総額」など、参考になる図が色々あります。うちはもうSS特訓のお支払いも済んで干からびているところですが、まだまだ本番はこれからですね!