「社会のテストに出やすい図やグラフがたくさん載っている」と言われ、中学受験ブログで評判の良い「日本のすがた」 という本。矢野恒太記念会というあまり馴染みのない出版社が出している社会科資料集なのですが、一体どの辺が中学受験生向けなのか、試しに 2019年版を買ってみました。
Amazonでは入荷待ちになっていましたが、気にせず購入したところ、一週間くらいで届きました。
日本のすがた 2019―表とグラフでみる社会科資料集 「日本国勢図会」ジュニア版
- 作者: 矢野恒太記念会
- 出版社/メーカー: 矢野恒太記念会
- 発売日: 2019/02/01
- メディア: 単行本
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実物はこんな本です。割と小さめなA5サイズで、どこにでも持っていける大きさ・重さです。2019年版は、50周年祝いなんですね。おめでとうございます。
表紙をめくると、最初の方に昨年の主な出来事のカラー写真が数ページ載っています。羽生くんとか、トランプ大統領とか。これ、20年後くらいに読み返したら、「あー、トランプ政権なんてあったよねぇ」と懐かしくなりそう。
資料本文には、確かにサピックスの社会のテキストでみたことのある図やグラフがいっぱい載っていました。
こちらは、日本のおもな川と平野がコンパクトにまとまっている地図。
四年生の後半と五年生の最初に出てきた、工業の発展のグラフ。
携帯電話やネットの契約数など、20xx年ならではの情報も。
現在の日本の主な貿易相手国のグラフ付き地図。
こちらもついこの間テキストで見た、四日市ぜんそく、イタイイタイ病、水俣病などの公害病の地図。
こんな感じで、まさに社会のテキストに出てくるグラフや地図が、たくさんまとまっていました。
こんな資料が毎年発行されていたんですね。確かにこの本の話題を子供と話したりすれば、中学受験の社会科の勉強としてとても役立ちそうです。また、中学受験生でなくても、2000年代の日本で暮らした思い出として、一冊くらいは持っておくと記念になるんじゃないかと思いました。
と、ふと思い立って探したのが...
じゃーん。
ボーイが生まれた年の「日本のすがた」!
古本になっちゃいますが、状態の良さそうなものを購入してみました。
10年前の日本ってどんな感じだったか、覚えていますか?
リーマンショックのあたりです。その数年後に起きる東日本大震災を境に、日本はだいぶ変わってしまったと思うのですが、具体的に何がどう変わったのかは、2008年版が届いたらグラフなどを比較してみようかと思います。
せっかくだから 自分が生まれた年の本もないかなと探してみたのですが、さすがにアマゾンでもメルカリでも見つかりませんでした(´д`※)
中学受験の勉強中のフレンズもそうではないフレンズにも、お勧めの一冊でした。
日本のすがた 2019―表とグラフでみる社会科資料集 「日本国勢図会」ジュニア版
- 作者: 矢野恒太記念会
- 出版社/メーカー: 矢野恒太記念会
- 発売日: 2019/02/01
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