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2021年中学受験のサピックス梅ブロック男子を応援する母のブログ

【併願校を紹介】土浦日大中等教育学校

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中学受験から3ヶ月。
辛かった日々もすっかり喉元を過ぎて、入試のことも遠い思い出のように感じられるようになったので、2021年中学受験における我が家の併願校を公開してこうと思います。

今回は第一弾ということで、1月6日に受験した土浦日大について書きます。

 

1月6日:第四志望の土浦日大(-15):特待合格 <<ココ
1月中盤:第三志望の埼玉校 (-10):特待合格
1月後半:第二志望の千葉校(-5):出願とは別クラスでのスライド合格
2月某日:第一志望の東京校(+3):合格

※かっこの中の数値は、持ち偏差値とのおよその差です

 

 

土浦日大とは

土浦日本大学中等教育学校です。名前の通り、日大の付属校です。進学実績は、半数強が日大に進学、あとは外部の私大や国立大、海外大といった感じです。茨城県土浦市にあります。つくばエクスプレスの「つくば」駅や、常磐線快速の「土浦」駅からスクールバスで通います。

「えっ、そんな学校あった? 偏差値は?」って偏差値表を取り出したそこのサピママさん、サピックス偏差値表には書いてないので見ても無駄です。

私も、家庭教師のてんていに教えていただくまでは、そんな併願パターンがありえることすら知りませんでした。

サピ偏差値表に載っていない学校が見えないことは、サピックス下位コースの弊害かもしれないですね。

 

 

そんな土浦日大を併願校に選んだ理由について、以下に綴ります。

 

 

理由1:早くエンジンをかけたかった

うちは東京の東側に住んでいて、埼玉&千葉も通学圏内だったため、1月から幅広い偏差値帯で受験が可能でした。

お正月特訓のあと、もう模試もない状況で緊張感が途切れてしまったらダメだと思ったので、ボーイに入試本番の空気を感じてもらいエンジンを押しがけするためにも、1月6日の土浦日大の出願を決めました。

終了組の方はわかるかと思いますが、12月前半に最後の模試が終わってからの空白の時間は、親も子も自己との戦いになります。学習が停滞してしまうことも、繰り返しの模試で訓練した「当日朝の心構え」「会場に向かう電車の中での行動」が風化してしまうことも避けたかったので、1月から2月の本番までは、2週間空けずに入試を入れていくスケジュールを組みました。

 

あと、新型コロナのパンデミックによる想定外の事態への対応というのも、幅広い日程&偏差値で併願スケジュールを組んだ理由の一つです。

子供本人がコロナに罹患していなくても、コロナ感染者の濃厚接触者になってしまったり、家族が濃厚接触者になってしまっただけでも入試を受験することができない学校もありました。入試日程を1月初旬から2月上旬に満遍なく散らすことで、どんなことになってもなんとか一校は受験できることを目指しました。

 

 

理由2:最初は絶対に合格が欲しかった(あわよくば特待も)

とにかく初戦は合格が欲しかったので、絶対に勝てるところを選びました。

サピックスの偏差値表には載っていないので見落としている方も多いと思いますが、日大の地方付属校はサピ下位コース民でも特待合格が十分狙えます。うちは第一志望校も大学付属校を狙っていたので、初戦で「大学付属校に合格したぞ!!(しかも特待!すごい!!)」という成功体験をして、嬉しさを感じて欲しかったのです。

入試の種類はプレゼンとかコミュニケーションとか色々と用意されていますが、ガチ受験組のサピ生が最も有利なのは、四科目の一般入試です。対策は、四谷大塚の過去問データベースで公開されていた過去問を、1回分やっただけです。

 

ちなみに、一般合格だと1月15日までに入学金を払わなければ入学を確保できませんが、特待合格すると入学金の納入が免除となるため、 2月5日まで入学手続きを待ってもらえます。また、特待合格生向けの入学説明会などもあったりして、サピではずっと下位コースだった我が子も、こんなにも認めてもらえるのか……!と、ママも子も承認欲求がぐいぐい満たされます(´д`※)

 

 

理由3:入試会場へのアクセスがよかった

日大の地方付属校は、首都圏のイベント会場や日大キャンパス等で首都圏入試を行ってくれるところが多いのです。

土浦日大の学校外入試会場は、上野から常磐線快速で 45分ほどの取手駅前から 5分の取手ウェルネスプラザという貸しホールの受験会場でした。試験会場へのアクセスの良さが抜群だったのです。

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日大の付属中には他にもそういった学校が割とあって、例えば宮崎日大なんかは1月17日の首都圏試験会場が世田谷区砧の日大キャンパス・千代田区神田の日大キャンパス・慶應義塾の日吉キャンパスとなっていて、1月の併願校の選択肢が少ない東京の西側や神奈川勢には向いているはず。(でも、なんで慶応??)

 

 

 

以上が、我が家の初戦に土浦日大を選んだ理由でした。

校風について触れていないのは、この学校だけは実は一度も訪問をしたことがなくて、パンフレットや説明会動画でしか印象を知らないからです。でも、合格後に送られてきた配布物などはとても充実していて、日大の付属校の一つとしてしっかりとした進学教育を行っていることは十分に伝わってきましたので、うちの子を任せてもいい学校の一つかなとは思っていました。

 

ちなみに、土浦日大の受験直後に書いていたエントリーはこちらです(´д`※)  3ヶ月前のエントリーなのに、はるか昔のように思える……

 

 

 

 

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