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2021年中学受験のサピックス梅ブロック男子を応援する母のブログ

【6年生】 勝って兜の緒を締める子ならママは苦労しないのよ【1月後半】

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埼玉受験に合格したことで、天狗ボーイが有頂天です。

 

 

 

踊る阿呆に見る阿呆

ここにきて、さらに身長が伸び、靴のサイズが上がりました。ヒョロっとしてる割には、足元も軽やかに小躍りしています。

初戦の合格により、見事に天狗になりました。少年マンガのバトルものみたいに、少しずつ強い敵に挑む形の受験スケジュールを組んでいるので、最初は勝てて当然なのですが、意外に高価な特待が取れて嬉しいようです。ママも嬉しい。

今はコロナ予防のために学校は登校停止しているため、学校で合格を言いふらすような愚行を防ぐことはできましたが、家の中ではスキップ移動し、猫の水をひっくり返して叱られています。

 

初戦の勝利で自信をつけてもらうという目的は果たせましたが、ちょっと油断しすぎではと母は危機感も持ち始めました。

 

 

千葉受験の朝、電車トラブル

勝利に酔ってふわふわしたまま、千葉受験に突入。受験した学校は、模試や説明会で何度も訪れたことがあり、私も気に入っている学校でした。

自宅から距離は離れていますが、下り電車で座って通学できる場所にあり、埼玉校よりも乗り換えの回数も少なく、準本命と言って良い学校です。

赤本を使った過去問演習でも相性良好で、合格者平均点を割ったことがなく、受験日も複数回用意されていましたので、まぁここはコロナ感染などの予期せぬトラブルさえなければ、受験すれば受かるだろうと高をくくっていました。

 

果たして迎えた、入試日の朝、まさかの電車トラブル
最寄り駅に到着した時点で電車が大幅に遅延しており、現地に到着するかも分からない状況になっていました。

駅に鳴り響くお詫びのアナウンスにかぶせるように
「ママ、これ何があったの? どうするの?」
と矢継ぎ早に話しかけてくるボーイ。

黙ってコアプラスでも読んでろ

と叫びたい気持ちを押さえて、

「大丈夫。もし電車の遅れが原因で遅刻になっても、私たちだけじゃないだろうから、きっと学校側で配慮をしてくれるよ」
と答えつつ、万が一のための学校の電話番号の確認と、復旧目処の確認で鉄道会社のツイッターアカウントの検索に忙しいママ。

 

その後、電車が動くのをもどかしく待ち、何とか無事に学校に辿り着きました。

準本命校ということでいつになく緊張しているボーイは、入試会場の入り口に着くと、黙ったまま私を振り返ることもなく、前に進んでいきました。

 

 

千葉受験の結果

試験が終わった後、なんだか苦笑いみたいな顔で会場から出てきたボーイ。

算数では、解けない問題が一題あったものの、見直し・解き直しの時間も取れたので、まぁ大丈夫だろうとのこと。ただ、国語で基本的な漢字が書けていなかったり、社会も分からない問題があったりと、これまでほど「俺 tsueeeeeeeee」感がなかったようです。

受験校の難易度が上がっていってるのだから、当たり前なのですが。

 

結果は、出願していた特進クラス的なところには入れなかったものの、
でした。

 

やったーーーこれでもう進学先に不安はない!! 
合格をくださった学校様、ありがとうございます。
今からでも御校にかけつけて校庭を駆け回り、サックスで高らかに校歌を吹き鳴らさせていただきたいところですが、ご近所に迷惑をおかけしそうなので自重します。

 

……と、喜びつつも、過去問では合格者最低点をほぼ常にクリアできていた特進クラスに入れなかったことが少し心に引っかかります。もしかして初戦の勝利に慢心して、サボって学力が落ちてきているんじゃないだろうかという漠然とした不安に苛まれました。

 

 

ITパパの言葉

千葉校の受験日は複数回あり、 一度合格を取った子でも、第二回の入試で特進クラスや特待チャレンジの再戦をすることも可能でした。ボーイも、「もう一度受験したら、特進クラスに入れるのでは」と言い出し、再戦ムードが高まってきたとき。

 

夫の冷静な一声。

 

「その特進クラスって、ボーイに向いてないのでは?」

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いまさらそこ?! と思いつつも、今いちど学校の説明会資料などを読み返して、はっとしました。

特進クラスは、難関国立大学への進学に向けて宿題の量も多く、勉強合宿などもあり、学習量多めのカリキュラムが組まれているのですが、ボーイには難関国立大学をぜひ目指して欲しいと思っているわけではなかったのです。

 

平和な学校で 6年間のんびりと勉強や部活をしつつ、自分のやりたいことを見つけ出し、適切な学科のある大学に進学して欲しいと望んで中学受験をしていたはずだったのに、親子ともに「偏差値的に特進クラスを狙えそう」といったトロフィー感覚で再戦してしまうところでした。 

ここまでサピックスでやってきて何ですが、ボーイは勉強が嫌いです。中学入学前から「特進クラス用課題」をどっさり渡されたら、いきなり学校が嫌いになりかねません(;´Д`) 

 

結局、ボーイともよく話し合った結果、特進チャレンジの再戦は申し込まず、第二回入試の日は第一志望校の過去問演習にあてることにしました。特進クラスに再チャレンジしなくて本当によかったのかな、といまだ迷いを見せる私に、

「大丈夫だよ。どういう結果になっても、良いようにしかならないよ

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と夫が言ってくれました。

 

ほんとうだ!Σ(゚Д゚)

特待合格をくださった埼玉校、アクセスの良い千葉校、そして第一志望の東京校。ここまできたら、どういう結果になっても、良い結果にしかなりません。

 

大団円は近い!!

と、自分に言い聞かせつつ、ソワソワする日々です。

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