夏休み後半から受講していた東京個別指導学院(以下、TKG)ですが、9月いっぱいで終わりにしました。
私がボーイの国語の指導をうまくできず、下降し続ける国語偏差値に対応する術を探して個別指導を頼ったのですが、結局のところ、TKG の若い先生による 2対1 の指導では家庭学習の問題の答え合わせくらいはできても、ボーイの国語力をきちんと見てくれるような指導は期待できないと感じたためです。
TKG では、基本的には毎週同じ講師の先生に見てもらう形となっています。夏休み中に何人か違う講師の方に見てもらい、そこそこ相性の良い先生を選んではいたのですが、それでもやはり、成果物(国語の家庭学習テキストや問題集)を見る限りでは、大した指導はされていないようでした。読解問題の文章の着目点に線が引いてあったり先生の書き込みがあったりすることもないし、なんなら丸つけもされていない。指導記録のようなものもいただけないので、何をしていたのか、何が課題なのか、客観的なことがよくわからない。
もうちょっときめ細かい対応をしてくれるはずだったんだけどなーと思いましたが、面談などで対応してくれる営業畑の塾長先生と、実際の授業を担当する講師の先生では、認識に隔たりがあるのかもしれません。
そういった状況で費用対効果を考えたとき、このまま続けていてもこちらが期待する成果は得られなさそうでしたので、一旦ここは諦めて別のところを探すことにしました。
夏休みからこちら、プリバートと TKG を受講したことで、読解苦手ボーイがどういった個別対応を必要としているのかが少しわかってきた気がします。
ボーイが本当に必要としていたもの
- 限られた時間でも良いので、問題を解く過程から見守ってもらえる環境
- 中学受験の性質を理解した上で、そこに向かう学習方法に関する具体的なアドバイスをしてくれる先生
- こちらの要求にのみ対応するのではなく、ボーイに(つまりは、私に)改善策を提案してくれるような個別指導
実は必要としていないもの
- 自習室。少なくとも今は、わざわざ自習室まで行かないことがわかった
- 1科目 60分を超える指導。算数や理科のような好きな単元ならともかくとして国語だけで 80分とか、社会だけで80分って、ちょっと長い。
- サピックスの宿題の対応。中途半端に見てもらうくらいなら、家でやった方がきちんと見守れる。
こういった要件を洗い出してみると、なんだかんだ言ってやっぱりプリバートなのかなぁ(;´Д`)
と悩み、距離を広げて迷走し、口づてと自分の足で個別指導を探して回った結果、なんだかとってもいい感じな先生と出会うことができました。
探してみるもんだ。
出会えたのは、某大手でプロの家庭教師もされている経験豊富な先生で、キョドキョドボーイに 1対1 で、勉強というものの基本のキから教えていただいています。
何よりもありがたいのは、授業の後などに、ボーイの理解度のフィードバックや、中学受験一般について雑談してもらえること。
前にも書いたかもしれませんが、私は中学受験をしておらず、何なら日本の中学に一切通っていないので、どの中学が良いとか以前に、どんな中学校生活を子供に望むかとかいうところからして、あまりイメージが湧きません。
本やブログやママ友から情報収集をして、中学受験に向けてなんとか準備を進めようと試行錯誤していますが、わからないことだらけの 1周目ソロプレイヤーには行動の限界があります(;´Д`) 費用は TKG の 2対1 指導の倍くらいしますが、強くてニューゲームで中受シーズンを周回しているプロ家庭教師にパワーレベリングしてもらえるなら、個別指導の選択肢としてはベストに近いのではないかと考え、当面、ボーイの国語力アップを助けてもらおうと思っています。
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