5年生の前半くらいに、算数の問題の解き直しノートを作ると良いという話を聞きました。
解き直しノートは、自力で解けなかった算数の問題を、後日解き直すためにまとめておくリベンジノートです。サピックスだと、デイリーステップ A/B/C/D の問題やデイリーチェックなどで解き直しノートを作ると、マンスリーテスト前に役立ちます。
うっかりボーイは、算数は嫌いではないのですが、様々なミスを繰り返して何度も同じ問題を間違えます(;´Д`)
最初は普通のノートに問題と解答を貼っていましたが、優先順位の高い問題を先に解いてもらうためにページの順番を変えたかったりとか、二度目もミスった問題をもう一度解き直したいときのことなどを色々考えた結果、いまは B5 ルーズリーフとバインダーを使うことにしました。
こんな感じです。
右が、今使っている解き直しノート、通称【ボーイの仇】*1です。左側は、解き終わった問題を格納するクリアファイル。
ノートの中身はこんな感じです。バインダーの上半分が問題文です。プリントやテストの問題文を切り取り、ルーズリーフに貼るなどして綴じています。下半分は答えを記入するノート欄です。B5 ルーズリーフを 1/2 に切ったものを綴じています。問題文を読みながら、下のノートに計算や解答を書きます。
問題文の裏には、解答・解説を貼ってあるので、解き終わったらすぐに答え合わせができます。
難なく解けたら、踏破日を記録してバインダーから外し、クリアファイルに移動します。
苦戦したり解けなかった問題は、撃沈日を記録してそのままバインダーに残しておきます。忘れた頃にもう一度解き直しができるように、後ろの方のランダムなページに差し替えたりしても良いです。
下のノート部分も、好きなだけ入れ替えることができます。裏返しもできる。こうして、繰り返し間違える問題を、何度でも解き直すことができます。
解き直しノートは、普通のB5バインダーでも良かったのですが、いまは上下のリングを独立して開閉できる「テフレーヌ」というバインダーに変えてみました。上下ともに4穴でしか綴じられていないので、ちょっと紙がガタつきますが、問題とノートで個別にリングの開閉ができるため、整理が楽です。
その他、作業効率化のために使っている道具も紹介します。この辺からは完全に文房具好きの趣味の世界です。解き直しノートの作成は割と面倒な作業なので、できるだけ気分よく効率よく行いたいと思い、気に入った文房具を並べて使っています。
カッター代わりのカールA4裁断機。不器用さんでも安全に、スッと真っ直ぐに切れます。B5ルーズリーフをきれいに半分に切ることで、自分が有能な人間だと確信できます。
のり代わりのドットライナー。たくさん切り貼りすると思って、コストコで10個入りをまとめ買いしました。プチプチいうのが気持ち良いのです。
プリントなどにルーズリーフ風の穴あけるやつ。問題文は切りとってルーズリーフに貼れば良いので必須ではありませんが、文房具好きなのでどうしてもこれを使ってみたくて買いました。一見して面倒そうに見えますが、パチンパチンと穴を開けるのが割と楽しい!
現場からは以上です。
最後に、算数解き直しノートを作るきっかけとなった改先生の記事をご紹介します。
「間違えた問題は宝物」です。
最終的に「ボーイの仇」で何度も何度も解き直した問題を使って「宝物ノート」を作ろうと思っています(*´Д`)
2020/02/08 追記です。
ノートに日付を書くにあたり、セルフインクの日付スタンプを使うと便利というアドバイスを、駒澤塾様のこちらの記事で↓いただきました! 問題解くたびに日付を書くの、確かに面倒だったので、さっそくスタンプ買ってみました、ありがとうございます!
*1:Diablo 3 でマルチプレイをしていると、過去にフレンドを殺した敵が「◯◯の仇」という名前で出てくることがあります。「ボーイの仇」が出てきたときに家族で大ウケして袋叩きにした思い出。