夏が長くて疲れます(;´Д`)=3
うちの地域は、夏休みは2週間のみ。「感想文」「自由研究」と言った大型案件もありませんでしたので、イマイチ印象の薄い夏でした。
中学受験を控えた 6年生は 天下分け目の天王山となるはずのところ、学校があったりなかったり、塾があったりなかったりで、毎日ちょっとずつ違うけど同じような日々をただただ繰り返し、8月がずっと続いているような永遠に終わらないような、エンドレスエイトを過ごしている気分です。今は一体、何ループ目なのか。
そんな夏のまとめです。
夏期講習と夏期集中志望校錬成特訓
学校から帰ったら夏期講習。学校がない土日も夏期講習。本当にがんばって通ったと思います。
体力的に限界がきて休んだ日を除き、ほとんどずっと学校にも普通に通っていたため、テキストの復習もままならない日々でした。コアプラステストと「漢字の要」からの漢字テストの準備だけはなるべくやるようにして、後はその日その日の授業に集中するように言いました。でも、実際のテストの点数を見てみると、だいぶお留守だったのかなと思うことも多々。それでも、コースと席次はほぼ同じポジションで完走したので、きっと周りの皆も多かれ少なかれ同じような状況だったのでしょう(;´Д`) 小学生ほんとお疲れ様です。
8月の後半は、カキシと呼ばれる志望校別のコースでの5日間の特訓でした。こちらも特に決まった量の宿題的は出されず、各家庭の裁量で家庭学習を行う感じでした。範囲の決まった漢字テストやコアプラステストもなかったため、逆に日々の対策を取ることができず、国語や社会ではひどい点をとってきたこともありました。でも、かなり健闘した日もあるので、よしとします。
何よりも、夏期を通して一度も塾に行きたくないと言い出すことなく、日々楽しそうに「いってきまーす!」と家を出てゆき、帰宅すると「今日は神って、シールたくさんもらった!」とか「友達の点数に納得がいかないことがあった」などと活発に話してくれることに、安心しました。塾にも彼の居場所があってよかったな、と。
学校
6年生になってからの学校生活は、実はあまり調子が良くありません。
ひょろっとボーイ(イメージ図↑)は、身長の割には精神的に幼く、友達との距離の取り方が下手な子です。二月の勝者でいうところの、石田王羅くんあたりの感覚。そんな不器用ボーイの数少ないお友達と 6年生でのクラス替えで別れてしまって孤立していたところに、コロナ対策で他のクラスとは交流しない(休み時間も一緒に遊べない)という決まりまでできてしまい、すでに仲良しグループが出来上がっている中に入ろうとしてうまく立ち回れず、些細なトラブルが続く日々でした。
6年生で初めて担任となった女性の先生と、あまり相性が良くないのもあるかも。明らかにクラスのカースト上位の男女を特に贔屓する先生のようで、「カーストの最下位にだけは落ちたくない」なんてボーイが吐き捨てて、びっくりしました。
それでも、さすがは男子。切り替えが早い。
5年間ずっと仲が悪かった子と、ちょっとしたきっかけで打ち解けることがあったりして、打算なのか単純なのかは分かりませんが、どちらにしても友達関係が一度拗れると永遠に分かり合えない女子とは違うなぁと感じました。
こういった経験から、思春期の男子の育成に慣れている男子校に通わせたいなと願う気持ちが強くなり、併願校候補に入れていたいくつかの共学校を断念しました。
有名中
有名中の過去問は、サピのレベル別お勧めリストと照らし合わせて 2, 3校ずつやりました。思ったよりも算数で点が取れなかったのが気に入らなかったようです。なるほど、男子の受験は算数で差がつくというのは、そういうわけですね。
有名中に取り組む中で、ボーイが珍しく「ここの問題、やってみたい」と自ら望んで 4科目とも手をつけてみた学校があり、そこも合格最低点には若干足りなかったものの、なんとなく試験問題との相性が良いように感じました。国語で思ったよりも点が取れたからかな。
確かに、過去問を読んでいると、相性ってあるなと感じます。
その他の家庭学習
基本の家庭学習は、基礎トレ・デイリーステップ等の他、サピの夏のテキストやデイリートレーニングなどのプリントをやりました。
特にミスの多い算数は、夏期講習のプリントもどんどん切り貼りして「ボーイの仇」ノートに入れてやらせました。
カキシ以降では漢字をどう勉強するか悩んだのですが、漢字の要は直接書き込めるようなドリル形式ではないので取り掛かりづらかったこともあり、以前買ったこちらの問題集をやりました。時間のある日は書き取り。時間のない日は、読みを音読するだけ、などの工夫をしつつ。
また、社会もとにかく漢字がちゃんと書けないとダメだと思い、こちらも冬ごろに買った重要語書取り系の問題集を進めました。中身はこちらの記事で紹介しています。
親の家庭学習
第一志望校と一月受験校の過去問本を購入し、ボーイが塾に行っている間に一通り読みました。
第一志望の国語の問題は、超わたし好みだわぁ(*´Д`) なんなら国語の時間だけ私が憑依したいくらいです。
あとは、各校の募集要項が出始めたので、PDFをダウンロードして情報をスプレッドシートにまとめたり、説明会の動画を見たり。
カキシの終わりに
勉強時間はかつてないほど長かったですが、特に何か苦手を克服したとか、得意分野ができたとか、そう言った目に見えた成果があったわけでもなく。*1
エンジンもかからず、スイッチも入らず、トルクも弱いままでカキシを走り抜け、1週間後の今週末はとうとう 6年生の夏期講習マンスリーテストです。
マンスリーテストとは言っても、今回からは出題範囲が定められていない実力テストとなり、コース昇降も制限なし。つまり、上も青天井ですが、下はアビス深部まで落ちることが可能です。それって、上昇負荷が強すぎて、上がれなくなるやつでは?
引き続き、暑さと健康に気をつけて、夏の終わりを見にいきます。
*1:いや、身長は伸びました。目に見えて伸びて、完全に私よりも背が高くなりました(*´Д`) うれしい。